炊き出し隊の代表として被災地石巻市に訪れた金嶋会長

せめて体に栄養を コムタン900食

4月7日、宮城県石巻市の避難所になった市立門脇中学校で避難生活を送っている宮城県民の皆さん約900名に栄養をつけて頂こうと、炊き出し隊の代表を務める金嶋会長をはじめとし、約30余名と共に避難所を訪れました。
避難所に炊き出しの案内が流れると、各自治会の世話役の方々と共に金嶋会長自ら避難者のみなさんのトレイに温かいコムタンスープをよそい、炊き立ての美味しいご飯を渡すと、 大好評で大変喜んで美味しそうに食べていました。
炊き出し隊が帰路に着こうとしていると避難所になっている門脇中学校の赤間彰校長と平塚隆教頭先生と共に70名以上の被災者の方々が見送りに出てきて、いつの間にか双方涙ぐむ「感謝のセレモニー」になりました。
予定にはない事でしたが、赤間校長はハンドマイクで「皆さん、本当に美味しかった。この味を忘れる事はないでしょう」とお礼を述べると、炊き出し隊の代表をした金嶋会長は「皆さんのご心労を慰められるだけの言葉が私にはわかりません。せめてひとときの心の触れ合いを届けに来ました。どうか勇気と元気を」と言葉を詰まらせました。
避難所のみなさんは炊き出し隊が校門を出るまで手を振りながら見送ってくれました。